Vol.070: 中島 聖(アートディレクター)2/4

日本は梅雨で雨の日が多いそうですが、そんな季節も懐かしく感じます。やっと夏らしくなったカリフォルニアの太陽と風を感じながら、海に行きたい気持ちを抑え仕事に励む金曜日。板倉です、こんにちは。

さて「1%の情熱ものがたり」、前回に引き続き、18人目のインタビュー。エンターテイメントの街ハリウッドの第一線で、アメリカ大手企業のCMやアニメーション映画などのキャラクターデザインを手がけ、現在フリーのアートディレクターとして大活躍中の中島聖さんのお話。

子供のころの遊びといえばレゴか粘土。虫と戯れ自然の中で養ったクリエイティブな感覚。とにかくもっと外の世界を知りたい!とアメリカ留学を選択し紆余曲折ありながらもアートの道へ進むことを決意した、中島さんの心の移り変わりをお話いただいてます。

それでは、お楽しみください!

Vol.70 1%の情熱ものがたり:中島 聖 / Sei Nakashimaさん

▼Show Notes 2/4

Vol.70
・東京都練馬区生まれ
・粘土やレゴ遊びが好きだった
・虫が好き
・ぼーっとした子供、ボケナスというあだ名
・絵を描くことはどこかで避けていた
・違和感があった進路の選択
・とにかくもっと外の世界を見たい
・アメリカ留学という選択肢
・英語はしゃべれなかったけど生きていけた
・サバイバル能力に気づけた
・三日月という意味のあるOJAI という場所
・オレゴンの短大へ進学
・美術の先生に認めてもらえたこと
・絵を描きたいと素直に思えた
・部屋にこもって人生を考えた時
・ロサンゼルスの学校へ飛び込んだ
・大変だった学生時代が自分を支えてる
・なんとしてでも絵で飯を食いたい
・父親に対する憧れ
・一番最初の仕事の時の感情を大切に覚えておくこと
・自分の中から滲み出るもの
・絶対に譲れないもの
・必ず対価を得て仕事をすること
・アーティストが失ってはいけないこと

▼リアルアメリカ情報

・陸路でメキシコに行ってみた2

収録場所:アメリカ・カリフォルニア・ハリウッド

*1時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、
4回にわたり配信(アメリカ時間で毎週金曜予定)しています。


▼Interviewee Profile

中島 聖 / Sei Nakashima
アートディレクター
seinakashima.com

1970年東京都生まれ、高校卒業後に単身渡米。
絵描きを志し1991年オーティスパーソンズ美術大学に入学、1995年に同校イラストレーション学科卒業、ドリームワークスアニメーション社を経てリズムアンドヒューズ社にデザイナーとして入社。 のちにアートディレクターに就任。スタジオ唯一のキャラクターデザイナーとしてCMコカコーラ•シロクマ、バドワイザーCM、 クレヨラCMなどを手がける。(Hugoアートディレクター賞、全米イラストレーターズ賞などを受賞)CMの実績から2001年ハリウッド劇場公開映画ハリーポッター第1作、映画スクービーデゥー、映画ハムナプトラ3、映画ナイトミュージアム、映画アルビン・歌うシマリス、などでVFXアートディレクション、キャラクターデザインを手がける。 2007年アカデミー賞作品ザ•ゴールデン•コンパス、2013年ライフ•オブ•パイに携わる。劇場作品外ではディズニーワールドパーク、ピクサー映画バグスライフのアトラクションをデザイン。 ヒルトンホテル併設ライド作品スタートレックThe Experience、ラスベガス、シーザースパレス施設アトラクションRace To Atlantisのデザインなどを手がける。2004−08年全米ワールドポーカー•オンラインゲームFullTilt、そして米国ゲーム•ギターヒーローシリーズのデザインを手がけ、エアロスミス、GUNS N’ ROSESなど本人から広告イラストの発注を受けるに至る。近年はクリエーティブディレクターとしてマテル社 、ディズニートゥーン社を経て日本で2019年公開ポケモン映画ミューツーの逆襲のエンディングや広告ビジュアル などフリーのアートディレクター・演出家として表現の幅を広げ活動している。


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