
Vol.369 竹部茂教(フォトグラファー)1/4
人の心を支えてくれる歌ってありますよねー。色々と世知辛い世の中になってると感じることもあるけれど、一生懸命に泣いて笑って生きてく方が楽しんだなきっと。そんな金曜の板倉です、こんにちは。 「1%の情熱ものがたり」93人目のインタビュー、最初のエピソード。 奈良県橿原市出身。明るく活発な子供時代を経て、思春期と呼ばれる時期には80年代のアメリカ文化に強い憧れを抱くように。マドンナやマイケル・ジャクソンに熱狂した日々が、結果的に彼の人生のコンパスになっていたのかもしれません。一度は銀行に就職するも、アメリカへの夢を諦めきれず、回り道をしながらも31歳で渡米を決意。当初目指していた道とは違う「写真」の世界で、その魅力にハマっていくことに。人生とは面白いもので、時に回り道ややむを得ずした選択がその人を本当に輝ける場所へと導いてくれるんですね。そして、趣味は仕事となり、憧れの地ロサンゼルスでウェディングフォトグラファーとして活躍。ただ写真を撮るだけでなくお客さんとの繋がりを何よりも大切に、手触り感のある「紙のフォトブック」を贈ることにこだわる姿勢から、彼の純粋で温かい人柄が伝わってきます。「いつか故郷の奈良で、外国人観光客のガイドをしたい」という夢もきっと叶えて楽しそうにしている姿が目に浮かびます。そんな手抜きのない仕事人・竹部さんの、夢を“思い続ける”ことの大切さを教えてくれる情熱ものがたり。 コロナ禍で最もダメージが大きかった業界の一つでもある海外ウェディングに絡んだお仕事。そんな苦難を乗り越えて来られたのはやはりお客さんとの繋がりを大切に仕事をされているからでしょうか。本当に頼もしい仕事人です!