Vol.107: 吉田照寿(撮影監督) 3/4

このパンデミック。前向きに前向きにと思いながらも、時にふと虚無感を感じちゃったりしますよね。そんな時は自分を責めないで、なんか楽しいことしよう!と思う板倉です、こんにちは。

「1%の情熱ものがたり」前回に引き続き、27人目のインタビュー。カリフォルニアで映像学を学び、ハリウッドでの映画やCM、PV等、数々の映像制作に携わる。撮影監督として独立を果たし、その巧みな照明センスと映像構成技術を武器に活躍。そして、次なるステージに挑戦中のテルさんの奮闘ものがたり。

「極力、不要なストレスを抱えないように遅刻はしない」仕事に向かう時、自分のパフォーマンスを最大限発揮するために。まさに仕事人の流儀というやつですね。セオリーと感覚、両方のバランスの上に成り立つもの。撮影以外のどんなお仕事にも当てはまるであろう素敵なお話がたくさんです。

それでは、お楽しみください!

Vol.107 1%の情熱ものがたり:吉田照寿さん(撮影監督)

▼Show Notes 3/4

Vol.107
・好きなことを仕事としてること自体が楽しい
・休みなしで過酷だった中国での撮影の仕事
・アメリカでの業界は割としっかり休む
・意見の違いはあるが監督の意見が最重要
・現場の撮影中にびっくりしたエピソード
・仕事哲学:現場に遅刻しない
・極力、不要なストレスを抱えないように
・早めに現場に着けば仕事に余裕がもてる
・15分〜30分前には現場に行く
・両親から受けた影響
・母親が映画館に連れていってくれた思い出
・ハリウッドの一線
・あなたを引っ張るモチベーションは?
・カメラを覗いてる時は楽しいだけ
・100点満点はない
・撮影はセオリーと感覚、監督の想い
・ある意味、監督がOKすれば正解

>リアルアメリカ情報
・大注目”Quibi(クイビー)”がついにスタート

収録場所:アメリカ・カリフォルニア・ロサンゼルス

*1時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、
4回にわたり配信(アメリカ時間で毎週金曜)しています。


▼Interviewee Profile

吉田照寿/TeruhisaYoshida
撮影監督
tenFrames
https://www.10frames.com/

東京外国語大学在学中、ある写真展で写真家マルコム・ブラウン氏が1963年に撮影したベトナムの僧の焼身自殺をとらえた写真や、アドルフ・ヒトラー専属の写真家として知られるハインリヒ・ホフマンが撮影した写真に出会う。この圧倒的な写真の世界に衝撃を受け写真、映像の世界に興味を持つ。そして、21歳の時、単身渡米。ハリウッド・リポーター誌(TheHollywoodReporter)が世界の映画学校/大学のベスト25に選ばれているカリフォルニア州Chapman Universityで2年間映像学を学ぶ。その後、照明技師として様々な作品に関わり、ハリウッド映画制作に携わった。その巧みな照明センスや映像構成が評価され2007年に撮影監督として独立。斬新な映像効果を次々と編み出し、インディーズ長編映画、ミュージックビデオ、コマーシャルなど多くの作品を手懸ける。ロサンゼルスのみに留まらず、アメリカ・香港・フランスをまたいだ長編映画や海外ミュージシャンのミュージックビデオ等の制作にも関わる。また、デジタル分野にも活動の場を広げ、フルCGアニメーションのデジタルDP(バイオハザード5と6のGame Cinematicなど)としても活躍する。近年ではアメリカを拠点に映画の撮影監督・カメラオペレータとしての確固たる地位を築く。近年の代表作はテレビシリーズ「Outsiders」に出演中のカイル・ガルナーが主演の長編映画「TheMen」の撮影監督を担当。またオスカー俳優のJ.KSimmons主演の「I’mNotHere」のカメラオペレーターを担当する。2019年末に約1年間かけて撮影した長編ドキュメンタリーのプロジェクトを終え、2020年も新しいドキュメンタリーを撮影中。


番組へのお便り&リクエストをお待ちしてます!こちらからどうぞ

タイトルとURLをコピーしました