Vol.375 青柳寛子(カリフォルニア州ライセンス助産師)3/4


先日、家の前の地中から水が漏れ続けるという事態が発生し水道屋さんを呼んだ。水道管が老朽化して穴空いてたらしい。スコップでめっちゃ穴掘って泥だらけになりながら修復する仕事人はマジかっこよかった!金曜の板倉です、こんにちは。

「1%の情熱ものがたり」前回に引き続き、94人目のインタビュー。
東京生まれ横浜育ち。7歳の頃にアメリカで1年過ごした経験が良い思い出となり、結果的に今の暮らしや仕事に繋がっていく。苦労はしたがやり切った高校での1年間の留学、得意の英語を活かしてクリアした大学受験、楽しかった大学生活。その後、なんとなくで進んでしまった就職、働き過ぎで心身ボロボロになった3年間の社会生活。結婚、出産、アメリカ移住、3児の母としての慌ただしい暮らし。そんな人生のうねりの中で出会った“自分が本当にやりたいこと”。40代での大きなキャリアチェンジ。家族の支えと、魂の声に従うような直感を信じて、一歩を踏み出した。それが、助産師という道。
生まれることも死ぬことも家の中で日常と共にあったひと昔前とは大きく変わったこの時代に、命に寄り添い、心を育て、明日を照らす。人間の本来の強さと優しさを信じ、直感に耳を澄ませながら、人と人が支え合う“現代の寺子屋”を目指す。200件を超えるお産の現場に立ち会い、尊い命と向き合ってきた寛子さんの優しい眼差し。そんな心が温まるような情熱ものがたり。

日本の病院での第一子出産とアメリカの自宅での第二子出産、対照的となった経験。「私らしく生きるには?」を突き詰めて考え、助産師になることを決意した経緯。生と死、自然と対峙する姿勢。いやー、本当に素敵なお話盛りだくさんでした。

それでは、お楽しみください!

Vol.375 1%の情熱ものがたり:青柳寛子(カリフォルニア州ライセンス助産師)

▼Show Notes : Vol.375

・LAに引っ越して1年後に二人目を妊娠
・自宅出産に興味が湧いてすぐに決めた
・自然出産を推奨してる病院だった
・助産師さんの寄り添い方に感動
・陣痛が来てから割とすぐに出産
・第一子の時と真逆の素敵な体験だった
・出産時はオキシトシン(幸せホルモン)が大事
・安全のために五感が鋭くなる
・安心した環境を作るのが助産師の仕事
・第三子を産んだ後に軽く産後鬱に
・自分でうまく認識ができていなかった
・助産師さんからメディテーションを勧められた
・自己啓発、親との関係、トラウマ的なこと
・私らしく生きるには?
・助産師になりたいと恥ずかしくて言えなかった
・何度も何度も考えて42歳前後で決断
・完璧にやらなきゃと思ってしまっていた
・今は助産師になったことが運命的に感じる
・助産学校に行きながら助産師に弟子入り修行
・子育てとの両立もかなり大変だった
・家族の支えもあり無事助産師に
・仕事哲学、ポリシーは「謙虚さ」
・毎回毎回初心者の気持ちでやる
・自然と対峙してる怖さ
・恐怖や不安を感じる瞬間の判断
・同僚との信頼関係もとても重要
・Bluewillow=青柳
・柳の木は風に揺られるイメージ
・小さい頃から死について考えることがある
・死んだ後のことを考えて怖くなる
・お地蔵さんに親しみを感じた
・人間としてのルーツも気になる
・生と死、中絶、流産、グリーフ
・自分の体の感覚、直感を信じること
・「親の言うことを聞くな」
・女性の人権、自分の体は自分のもの
・自分で選択することが後で力になる

収録場所:Kindred space LA in ロサンゼルス

リアルアメリカ情報 / アメスポ (1:11:26〜)
・サンクスギビングデーの過ごし方

関連情報
リスナーコミュニティ「情熱の部屋」

*1〜2時間ほどインタビューさせて頂いた内容を、4回にわたり配信しています。
(アメリカ時間で毎週金曜)

▼Interviewee Profile

青柳寛子 / Hiroko Aoyagi
カリフォルニア州ライセンス助産師
Bluewillow Birth
https://bluewillowbirth.com
Instagram@bluewillowbirth

東京生まれ横浜育ち。7歳の時に父の仕事でノースキャロライナ州に1年在住。いつかまたアメリカに行きたいと思い高校でカリフォルニア州に一年間留学。帰国後、上智大学比較文化学部に入学し、在学中にUC Irvineに一年留学。卒業後、外資系ソフトウェア会社のマーケティング部で3年勤務。
ブラック企業でボロボロになり退職、結婚後女児を日本で出産。2005年に夫の仕事を機にアメリカに移住。その後男児二人を自宅にて助産師のサポートのもとで出産する。3人目を出産するまではリモートでウェブサイト管理などの仕事をしていたが、その後は専業主婦。3人目出産後に産後鬱を経験し40歳を過ぎて女性をサポートする仕事に憧れ助産師を目指す。2017年に助産学校に入学し、2021年4月に助産師ライセンスを取得。2025年現在で200件以上のお産に立ち会う。2018年よりLAたまご会と言う日本人向け産前産後、子育てコミュニティを設立しサポートグループを開催中。助産師育成、ドゥーラ育成、母乳育児支援、胎盤カプセルサービスも提供している。

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